峠駅 旧スイッチバック施設

作品データ

撮影日:2022年10月24日 / 2023年5月2日

撮影機材:Sony α7III

使用写真枚数:4950枚

使用ツール;RealityCapture,UnrealEngine5,AftterEffects

峠駅の旧スイッチバック施設について

所在地:山形県米沢市大沢
JR奥羽本線、福島駅と米沢駅の中間にある峠駅。
福島県と山形県に跨る奥羽山脈の板谷峠は急勾配の難所と知られ、峠駅を含む前後4駅、赤岩駅(2022年廃止)板谷駅、大沢駅すべてにスイッチバックの設備が設置された珍しい路線となっていた。
また豪雪地帯でもあり、スノーシェッドと呼ばれる建屋でスイッチバックのためのレールを防雪していた。
山形新幹線設置工事のため1990年にスイッチバックは廃止、峠駅は本線上に移設されたが、板谷峠スイッチバックの特徴であったスノーシェッドは現在でも残され、山形県の近代化産業遺産群の一つとして指定されている。
現在、山形新幹線の高速化および積雪障害の回避のため、福島~米沢間に新設トンネルを建設する構想があり、将来的にここが完全に遺構となる可能性もある。

峠駅スイッチバック遺構 | 山形県
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