MegaLightsとは
1000個を超える大量の動的ライトを配置する事が出来る実験的機能としてUE5.5 Preview1で追加された新機能です。
動的ライト(Movable Light)はゲームを実行中にもリアルタイムで制御を行う事が出来るため、通常は数が多いと処理が重くなってしまう物です。
その動的ライトが1000個以上も置けてすごい!と言うのがこのMegaLightsです。
MegaLightsを使う
まずはUE5.5 Preview1をインストールします。
次にプロジェクトを作成し、プロジェクト設定からエンジン->レンダリングにあるMegaLightsにチェックを入れて有効にします。
プロジェクトを再起動は必要なくそのままライトを一杯置いていきます。
このプロジェクトでは約700個置いてみました。
これだけの動的ライトを配置してもパフォーマンスが低下しないというのがMegaLightsの特徴という事です。
実際の動かしてみると以下の動画のように軽快に動いています。
今度はちゃんとMegaLightsを実践してみた。ムーバブルライトの数を700個くらい。
広い空間に満遍なく行き届いている明かりはびっしりと敷き詰められた光源によって表現されていると思うと凄いな。
高速で走り去る光源は残像がかなり出るから意地悪だったかなw#UE5 #Photogrammetry #RealityCapture pic.twitter.com/UIqT7oD8NV— masanaga (@tasklong) October 4, 2024
また、MegaLightsを無効にした同じ数の動的ライトを配置したプロジェクトと、有効にしたプロジェクトでフレームレートの比較してみると数値でも違いが出ていることがわかりました。